神戸市児童連続殺傷事件を起こした少年の部屋は、鍵があり、親の目が届かないことをいいことに、ハンマー、ナタ、金槌などの凶器を部屋に持ち込んでおり、まるで殺人の準備室のような部屋になっていました。家族で過す団集の場はなく、ダイニングルーム(食堂)にしても、家族全員分の椅子が揃わず常に家族バラバラな時間帯に食事をしていたことが窺えます。いつも食事を自分の部屋に持ち込み、一人で食べていた少年もいました。ゆがんだ家族生活を想像することができます。
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生活の舞台である住まいや子ども部屋のことには無関心で、自分の家庭を顧みない親が多いことも共通していました。また、家族、とりわけ夫婦関係を映すのが、住まいでもあります。夫婦関係が悪くても、健全に子どもは育つという考え方もありますが、夫婦関係のゆがみは、子育てにも住まい方にも親子のスキンシップにも、大なり小なり表れます。そのことの重要性に、まず気づく必要があると思います。