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売れどき、ブームどき、法改正どきの住宅が危ない

2011.10.07

かなり古い話から始めますが、昭和47〜48年頃のこと、第3次マンションブームといわれた時代がありました。ちょうど日本列島改造論が華やかなりし頃で、この時期、都心・郊外を問わず一大マンション建築ブームが巻き起こりました。バブル期の状態とよく似ていて、つくる片端から売れて、分譲価格もうなぎ昇りに上昇したものでした。そして、この当時のマンションには2通りの物件が生まれてしまったのです。1つは「良心的につくった物件」、もう1つは「売れるから、何でもいいからとにかくつくった物件」です。当時は住宅だけでなく、ビルも橋梁も高速道路も建設ブーム。セメントに混ぜる砂が枯渇して、手近な海から採った砂を混ぜたりしました。よく洗って塩分を落せば問題ありませんが、これを手抜きするとひどいことになります。で、実際にはそんな粗悪なコンクリートを使ったマンションも混じって、市場はブームに沸いたのでした。20数年前のものとはいえ、当時のマンションも立派に中古市場に流通しています。それなりに価格はこなれていて、立地の良い物件も少なくなく、なかなかの魅力を備えているように見えます。しかし、下手な物件に手を出すと構造までボロボロになっている可能性あり。この時期の物件は十分に注意しなければならないのです。

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